2016/12/17
LINEスタンプつくろう企画で、ぺけとらスタンプの宣伝のために、チラシとポケットティッシュを配ることにしました。
今回は、チラシとポケットティッシュを制作します
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インターネットが普及し、ソーシャルメディアマーケティングの重要性が認知されています。
LINE、Facebook、Twitter、Instagramなどを活用することで、企業や商品の注目を集める方法です。
LINEスタンプなどの無形の商品を扱う場合は、SNSを活用することが効果的です。
しかし、知名度(フォロワー)がないと、SNSを活用しても拡散に時間がかかります。ぺけとらスタンプもいくつか手を打っていますが、効果が出るのは先になると思います。
このため、ターゲットを絞り込んで確実に宣伝するために、チラシとポケットティッシュを作って、配布することにしました。
ぺけとらスタンプのチラシ制作
チラシを制作する方法は、大別すると、「自分で印刷する」、「印刷会社に依頼する」という形になります。
自分で印刷する場合は、印刷枚数を自由に選べる、すぐに手に入るといった自由度の面でメリットがあります。ただし、家庭用のインクジェットプリンターで印刷する場合、インクコストや故障リスク、出来上がり品質に懸念が残ります。
このため、印刷枚数がそれほど多くなく、モノクロ、印刷領域が少ないといった条件が整えば、自宅で印刷してもよいと思います。それ以外であれば、印刷会社に依頼することも検討した方がよいでしょう。
一方で、印刷会社に依頼する場合、決まった金額で、高品質のチラシを、指定した枚数で、指定した期日までに手に入れられるメリットがあります。ただし、枚数が少ないと1枚当たりの単価があがります。
また、急ぎの場合、納品期間を短めにしてもらおうとすると、別料金がかかります。このため、計画的に利用する分には安く済む傾向にありますが、突発的に必要となった場合にはコストが一気にあがります。
このため、チラシ制作については、メリットやデメリットを考えながら、自分にとって良い方法を選択するとよいですね。
印刷会社にチラシ印刷を依頼する
印刷会社に依頼する場合、チラシのデザインデータを入稿する必要があります。
デザインデータは、一般的にadobeのIllustratorで制作する必要があります。
WordやPowerPointといったMicrosoftのOfficeに対応している印刷会社もありますが、データ変換作業料が別途かかる傾向にあります。
一方で、最近ではPDF入稿が可能な印刷会社もあります。この場合、WordやPowerPointで作成したデータをPDFに変換すればよいので、Illustratorがなくてもデザインデータを作成できます。Illustratorをお持ちでない場合は、こういった会社を選ぶとよいでしょう。
ぺけとらスタンプの場合、チラシやポケットティッシュに使うぺけとらのデザインデータをIllustratorで作成していたため、チラシやポケットティッシュのデザインデータもIllustratorで作成しました。
なお、Illustratorで作成したとしても、設定によっては入稿後にトラブルがおきることがあり、この場合再入稿が必要になります。これは、デザインデータを実際の紙に印刷できる形式に変換する過程で起こる問題です。
このため、Illustratorで制作したものも可能であればPDF形式に変換して入稿することをお勧めします。PDF変換がうまくいっていれば、形式の変換でのトラブルも減ります。逆に、より緻密な微調整を要する印刷物の場合は、Illustratorで入稿し、印刷会社に修正してもらいましょう。
今回は、価格も安く、近場であり、PDF入稿のできる東京カラー印刷にお願いしました。
ホームページにも細かい情報が載っており、デザインデータ作成時にはとても参考になりました。
こちらが入稿したチラシのデザインデータです。
なお、料金はキャンペーン期間中ということもあって、A6サイズでカラー両面の印刷枚数500枚で送料込みの1530円でした。入稿後1週間での発送でした。
届いたチラシはこちらです。
ぺけとらスタンプのポケットティッシュ制作
ポケットティッシュの制作を依頼する
ポケットティッシュは、配布系の広告の中でも、受け取ってもらいやすい・反響が大きいものです。
正直なところ、チラシ配布で心が折れそうになったらポケットティッシュに切り替えるための作戦でもありますが…。
なお、ポケットティッシュの種類は、ラベルなしタイプ、ラベル印刷封入タイプ、フィルム印刷タイプがあり、価格もこの順序であがります。
ラベルなしタイプは、自分で印刷したラベルを封入する必要があります。手間はかかりますが、価格は安くなります。
ラベル印刷封入タイプは、ラベルをあらかじめ入れてもらえます。ラベルなしタイプの場合、自分で印刷・断裁するため、見栄えが劣る傾向にあるのは否めません。
例えば、普通紙にインクジェットプリンタで印刷したものを自分で断裁すると、にじみやサイズが微妙にあっていないという問題が起きます。それなりに良い用紙を使ったり、丁寧に断裁すれよいのですが、金銭面および時間面でのコストメリットも小さくなります。ブランドイメージを大切にしたい場合は、ラべル印刷封入タイプか、フィルム印刷タイプをお勧めします。
フィルム印刷タイプは、ティッシュを包む袋に広告を直接印刷します。ラベルを入れるわけではなく、ポケットティッシュ全体で1つのデザインを表したい場合に用いたり、ラベルを取り出されてしまうことを防ぎたい場合に用いるとよいです。このタイプは、携帯キャリアのポケットティッシュに多いと思います。
また、ポケットティッシュは、6枚、8枚、10枚と1個あたりの枚数を選べるのが一般的です。広告としては、枚数の多い方が、バッグ等に長く滞在してくれるため効果は高いです。長期的に顧客を獲得したい場合などには有効です。一方で、一時的な期間限定キャンペーンとして配布する場合には、少なくても問題ないと思います。
なお、ポケットティッシュの制作もチラシの制作と大きな違いはありません。依頼する業者が用意するテンプレートに従ってデザインを作成することになります。
ただし、チラシに比べて面積が少ないので伝えたい内容を厳選する必要があります。
今回は、価格の安いあどまるさんにしました
1個あたりの単価が安くなるという理由で、1000個も発注してしまいました…。やりすぎたかな、とちょっと後悔していますが、500個と1000個の差額が1200円ぐらいだったもので、うまいこと釣られてしまいました。
デザインはこちらです。
チラシの表面がなくなったバージョンですね。
そして、納品されたものがこちらです。
さあ、宣伝がんばりましょー!
ぺけとらポケットティシュ配布体験記&広告効果の検証は「ポケットティッシュを配布しよう」からどうぞ。