2016/12/17
ぺけとらポケットティッシュ配布隊は、池袋、渋谷、原宿などの人通りの多い人気エリアを着実にこなしてまいりました。池袋でお姉さんにぶつかりかなりへこみ、原宿で黒人にいじめられ半べそ、渋谷ではクリスマス翌日の配布効率の悪さに嘆くなど、失敗の連続でした。
しかし、ここまで、主要駅を渡り歩いたのであれば、都心最後の砦といってもよい、彼の地を攻めないわけにはまいりません。
そう、新宿駅です！
ということで、1月3日から活動開始です。
正月なんて関係ないっ！
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ここは都会のジャングル！？様々な顔を見せる新宿の様相。
今回も、恒例の現場視察です。
なんか今までと違うと思いませんか？
脱自作マップしちゃいました。
あんなんでもマップを作るのって実は結構大変だったんです。
Googleマップ使えばいいじゃん、とお思いかもしれませんが、スクリーンキャプチャとして張り付けたりするのは著作権的にNGとのことでした。
なので、仕方なく自作していたのですが、世の中には自由に使える地図を提供してくれている神様がいらしたのです。
フリーマップです。
フリーマップさんに感謝の意をこめて。
まさか最後の最後でこんな便利なサービスを知るとは…。もっとはやく知りたかった…
閑話休題、戦場の紹介に入ります！
マップからもわかるとは思うのですが、新宿って駅から離れてもだいぶ栄えているんですよ。
池袋も渋谷もなかなか広範囲ではあったのですが、新宿が一番かと思いました。
戦場１ 最高峰の戦力で応戦。チームコンタクト勢ぞろい！
ここは、主に新宿通りです。
チームコンタクトが連携を取り、適宜作戦相談のための打ち合わせをするほどです。良い上官に恵まれた部下たちの猛攻です。
それでも、チラシって受け取ってくれる人があまりいないあたり、チラシ配りの難易度の高さがうかがえます。
ということで、ここは完全にチームコンタクトの狩場だったので、避けます。
また、新宿通りは、基本的に通路とお店が隣接しています。ビックロ付近は結構人通りが多くていいなぁとは思いましたが、もめたくないので完全撤退です。
戦場２ キャッチのお兄さんの度胸は見習いたいものです。無理ですが。
新宿通りから靖国通りに向かう通路です。
ここもなかなか人通りが多く、道幅も広いので宣伝には結構よさげな気配を感じました。
しかし、両サイドにお店が立ち並んでることもあって、少々視線が痛い。
また、イケメン兄さん＆黒服兄さんたちによるキャッチが行われているようで、なんとなく怖い。
ということで、ここも回避しちゃいました。
戦場３ 歓楽街×ぺけとら＝・・・
歌舞伎町近辺です。
にぎやかはにぎやかなので、チャンスはあるかな～と恐る恐る偵察。
まず、靖国通りに面した通路は、人通りが多いものの、お店が隣接しているうえに結構狭いのです。邪魔にしかならないのであきらめます。
ドンキーホーテー付近の通路は、なかなか広いのでいけるかな？とも思ったのですが、居酒屋の客引きが多かったりと怖い。
歌舞伎町の深部に攻め入ると、まさに歓楽街な感じで、ぺけとらの印象がマイナスになってしまいそうなので、避けます。
あと、外国人が多く、質問されるのが怖いというのもありました（笑）
戦場４ バスタで素敵に様変わり。新宿駅南口駅前。
新宿駅南口から続く通路です。
ここはやはり駅前ということもあって人が多いです。
ただ、道幅が広すぎてポケットティッシュを配るのは大変かなぁと思いました。
ライバルもいないし、やってやれなくはない感じではあったので候補としてはありだと思います。
また、久しく新宿に来ていなかったので驚いたのですが、バスタという高速バスターミナル施設ができており、雰囲気が結構変わっておりました。
また、バスタ側の通路も結構人通りがありました。
ただ、これから旅行に行く人、帰ってくる人、海外からの観光客などでターゲットの属性が読み切れません。このため、ポケットティッシュ配りの広告効果に悪影響しそうなのでやめました。
主戦場 ブラックホール！？エスカレータはあるゆるところから人を引き寄せる近代最強兵器！？
見ていただいてわかる通り、エスカレータがあるのです。
駅が目の前にあることもあって、駅に行く人、駅から出る人が自然と列を作って並びます。
つまりは、そこを狙ってしまえばかなりの高効率で配布できそうなのです。
デイリーポータルZさんの記事でも挑戦している場所でした。
http://portal.nifty.com/2006/05/24/c/
この記事、結構面白いです（笑）
それはさておき、いつもなにかやらかすぺけとらポケットティッシュ配布隊。
そんなにうまくいくでしょうか？
ライバル登場！？トラウマスイッチオン！！
実は、新宿でポケットティッシュ配布を開始したのが、11時30分ぐらいだったのです。
この時間は、競合他社が誰もおらず、とても配りやすかったです。
人通りが多いにしても、まだ動ける余裕があってちょうどよい感じでした。
ポケットティッシュも半分ぐらい減って、今日は早い時間に新宿で優雅なランチが食べられるかなぁなんて浮かれてました。
すると、スーツをきた営業マン風の人が近寄ってきました。
キャリーカートにブツを載せて。
見覚えあります
このダンボール
絶対ポケットティッシュです。
ついに競合タイムに突入してしまったかとがっくりしつつも、
今回は私の方が圧倒的に先に来ていたので大丈夫だろうとあまり気にしないようにしていました。
しかし、この営業マンがすごいのです。
まさにこの位置関係でピタッと止まって準備をし始めるのです。
さすがにびっくりしてしまいました。真横なんですもん。。
そして、営業マンは、真後ろにポケットティッシュの箱を置き、完全に居座り状態で配布開始です。
原宿での黒人事件を彷彿とさせるような圧力。
トラウマスイッチオンです。
心が削られてしまいあえなく離れることに…。
ひどい…
新技登場！？ヒット＆アウェイ＆ローテーション
営業マンに場所を取られてしまったので、ちょっと離れてこんな位置で配るようにしました。
ターゲットは、ルミネ側からくる人を想定していました。間髪入れず歩いてくる人が多いため、十分に配れるかなと思ったからです。
しかし、現実はこんな感じでした
矢印の方向に多くの人が歩いてくるのです。
気が付くとスーパーポジション3みたいな状態になってしまっていました。
しかも、想定していたターゲットに配ろうとすると、後方からくる人にさえぎられてしまうこともあり、うまく渡せないのです。
営業マンがダンボールをおいたことで、道幅がせまくなってしまったことも影響して、見えない通路が出来上がってしまっていました。
配布効率は下がるし、邪魔になってしまうしで、困り果てて、いったん離れました。
観察していても、信号があるわけでもないので、人の流れも読めないですし、なんとも高難易度です…。
ここで、ターゲットを絞ることをやめたのです。
そうです。
矢印の方向からくる人すべてに注意して配ることにしました。
といっても、この人波で無暗に動き回ると迷惑極まりないので、人通りが減ったタイミングで、一番近いターゲットの方に移動し、そこで配ります。
後方を気にし、近くに人が通りそうだったら回転します。後方から来た人がターゲット属性を持つ人であれば、せっかくなのでさっと配ってみます。
その後、空いている位置に再度移動し、道をあけて退避します。
このタイミングで、一度全体を俯瞰し、人の流れと空きスペースをみながら、ターゲットを定めて再度、同じように移動して配ります。
やっていることはまさに「ヒット＆アウェイ＆ローテーション」ですね。
これで通行人の邪魔にならないように気を配りながら配ることができました。
いやはや、説明するのも大変なのですが、配る方としては、四方八方に注意して移動しないといけないため、さらに大変でした。
しかし、最終決戦であってもさらなる新技を会得できたのは不幸中の幸いですね。
営業マンに感謝！
ただ、これだけ人通りが多いと、きれいに配るのが難しいため、受け取ってもらえる確率が減っていました。
また、属性とちょっとはずれた人にも配ってしまうこともありました。結果としてはイマイチですね…。
まとめ
新宿はいろいろな顔を持つ特殊な街でした。
しかし、ポケットティッシュを配るなら、南口の主戦場がベストかと思われます。
ただ、ライバル登場でうまくいかなくなることもあります…。
ぺけとらポケットティッシュ配布隊のようにがんばるのはありなのですが、戦場4あたりでもチャレンジすればよかったかなぁと後悔…。
何はともあれ、ポケットティッシュ配りは人通りが多ければいいというものではないということがよくわかる教訓を得ました。
次回は、ついにぺけとらポケットティッシュの広告効果の検証です！
